コメディー 短編

聖女様、それは生物兵器ではありません。俺達の故郷の伝統食(美味)です ~風魔法使いと死霊使いの最強(最臭)ダンジョン攻略記~

鴨ロース 2025/11/29 公開 2025/11/29 00:10 更新

あらすじ

「……悪いな、今回も『アレ』を使わせてもらう」

 俺はマジックバッグから『シュールストレミング)』を取り出した。
 発酵という名の腐敗を極めた狂気のニシンだ。
 俺は冷静に缶詰に指をかける。本来なら水中で開けるべきだが、そんな時間はない。
 
 プシュッ。
 微かなガスが漏れる音と共に、世界が歪んだ。
 いや、視覚的には何も変わっていない。だが、そこから溢れ出した「気配」は、あきらかに生物が生存できる領域を超えていた。
「グォ?」
 先頭を走っていたオークが足を止める。鼻が良い種族だ。いち早く「絶望」を察知したらしい。
「風魔法:芳香拡散」
 俺は缶詰から立ち昇る発酵臭という瘴気を、風のトンネルに乗せた。
 目に見えない風の道が、オークの群れのど真ん中へと直結する。
「食らえ」
 ドォォォォォォ……ン!!
 風に乗った臭気が、爆風のようにオークたちを直撃した。
 魔法による物理ダメージではない。嗅覚へのダイレクトアタックだ。
「ブモォォォォォォォッ!?」
 屈強なオークたちが、白目を剥いて次々と泡を吹いて倒れていく。
 ある者はその場で嘔吐し、ある者は母の名を呼びながら地面をのたうち回る。
 地獄絵図だった。剣も魔法も通じない強固な皮膚を持つオークが、ただ「臭い」だけで全滅していく。
「……制圧完了」

彼ら風魔法使いと死霊使いの冒険の物語の開幕です!

ポイント

総合ポイント 18
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1688.9% ブクマ×2 211.1%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
1
感想
1
レビュー
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評価者数
2
平均評価
8.00
週間読者
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ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 16+0(7日間)
17 16 15 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 1 ±0 16 ±0
10/30 1 ±0 16 ±0
10/29 1 ±0 16 ±0
10/28 1 ±0 16 ±0
10/27 1 ±0 16 ±0
10/26 1 ±0 16 ±0
10/25 1 ±0 16 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…