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花田一郎 2026/03/20 公開 2026/10/07 17:10 更新
【第一部完まで執筆完了済み。物語は第二部以降へ続く構成で、コンテスト終了後に続編の執筆を検討します】
誇り高く、公平であろうとするほど、わたくしは冷たい悪役令嬢として誤解されてしまう——。
王立貴族学園に通う公爵令嬢ルミアは、王太子の形式上の婚約者でありながら、周囲からは「傲慢で苛烈な悪役令嬢」と恐れられていた。けれど実際の彼女は、弱い立場の者を人知れず守り、不正や理不尽を見過ごせないだけの、不器用で真面目な少女だった。
そんなルミアの本心に、なぜか最初に気づいたのは、誰よりも眩しく、誰からも愛されるライバル令嬢ラフィー。鋭すぎる言葉で誤解を招くルミアの真意を、ラフィーは“受け取れる言葉”へと翻訳していく。
けれど、学園は優雅な遊び場ではない。そこは派閥と噂と婚約が絡み合う、小さな宮廷。席次、招待状、提出物、証言——あらゆるものが誰かを貶める武器になるなか、やがてルミアには断罪の影が差し始める。
これは、冷たいのではなく不器用だった悪役令嬢と、彼女を理解してしまったライバル令嬢が、誤解と陰謀の中で少しずつ距離を縮めていく物語。
守るための厳しさが、いつしか救いへ変わる百合異世界恋愛です。
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