ヒューマンドラマ 短編

別れ道 (婚約破棄は計画的に!) 

ねこまんまときみどりのことり 2024/10/17 公開 2024/10/17 19:11 更新

あらすじ

「クロエよ。俺は貴様との婚約は破棄して、愛しいサブレーヌと結婚する。その時になれば、この邸から即刻立ち去って貰うぞ!」

婚約破棄を叫んでいるのは、伯爵令息のリンゼール・ガルダ。彼の最愛は、クロエの義妹のサブレーヌだと言う。

リンゼールとクロエは、親同士が決めた利害が絡む政略結婚の相手だった。

クロエ・クラウテンは格上の侯爵令嬢であったが、父親の無理な商会経営は多大な悪化を辿り、侯爵家は借金まみれであった。

クロエの母、ダブリエは病で寝込んでいたが、彼女が12才の時に逝去した。

亡くなる前に、形見のロザリオをクロエに首にかけて囁く。

「クロエ、弱い母を許して。
一人残された貴女は、きっとたくさんの困難が待ち受けているでしょう。でも私(わたくし)はずっと見守っていますよ。貴女が幸せになれるように。
だから諦めずに頑張るのですよ。
そして何を奪われても貴族としての誇りを守り、毅然としていなさい。
奪われてはいけないのは、そのロザリオだけ。
必ず味方は現れます。
残念ながらレンバック、貴女の父は信用に値しません。
こんな場所に残していって、ごめんね。

愛しているわ。私のクロエ……………………」



ダブリエは最期の時まで娘を心配していた。
夫であるレンバックは、ダブリエに全てを頼り遊び歩いていた。だが彼の言い分は勝手なものだった。

「妻は何にでも口を出して、俺を否定するんだ。だからもう、俺は妻の好きなようにさせてやってるんだ。その分少し、好きなようにさせて貰ってるけどな。はははっ」 

レンバックの回りには彼にたかって遊ぶ悪い者が多く、彼はそれに気づかず煽てられて散財していた。

ダブリエは口出しではなく、詐欺や無謀な投資を止めるように注意しただけだ。レンバックのせいで今まであった侯爵家の蓄えは減り、彼女は知人から借金をしたが財政は火の車だった。

何とか伝手を辿り、やりくりをしていたダブリエが病に倒れ、それに目をつけたのがガルダ伯爵家。リンゼールの父親マイルだった。

マイルは息子のリンゼールを婿に入れ、借金を支払うことで逆らえなくし侯爵家を乗っ取ろうとしていた。

(R7、5月~カクヨムさん、アルファポリスさんにも載せています)

ポイント

総合ポイント 452
日間ポイント 0
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最高順位 [未取得]
評価ポイント 43496% ブクマ×2 184%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/28〜11/03(7日間)
ブクマ 9+0(7日間)
10 9 8 10/28 10/31 11/03
評価ポイント 434+0(7日間)
435 434 433 10/28 10/31 11/03

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/03 9 ±0 434 ±0
11/02 9 ±0 434 ±0
11/01 9 ±0 434 ±0
10/31 9 ±0 434 ±0
10/30 9 ±0 434 ±0
10/29 9 ±0 434 ±0
10/28 9 ±0 434 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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