ポイント
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
読者の反応
- ブクマ
- 0
- 感想
- 0
- レビュー
- 0
- 評価者数
- 0
- 平均評価
- [未取得]
- 週間読者
- [未取得]
ブクマと評価ポイントの推移
この作品はまだなろうファンDBに記録がありません。掲載から2日たつと、毎日0時ごろに記録を始めます。
総合ランキングの推移
順位を読み込んでいます…
カツオ 2026/11/02 公開 2026/11/02 18:08 更新
『リブン』あらすじ
大地震が街を崩した。瓦礫の下で冷えていく手を、ただ握っていることしかできなかった男がいる。脳波と睡眠を研究する内気な青年・長田。避難所で彼の前に現れたのは、物資を抱えて笑う快活な男・若宮だった。二人は、眠っている間に接続できる仮想世界を作り上げる。人が、せめてそこでは理不尽に奪われないように。その世界は「リブン」と名付けられた。
やがてリブンは、日本で最強の娯楽になった。人々は眠りながら遊び、働き、むしろ健康になった。
売れない中年芸人の神田は、リブンの中で車に轢かれ、高所から飛び降りる「死に芸」で、どうにか視線を集めて生きている。死んでも、現実で目が覚めるだけ。それがこの世界のルールだった。夜通し開いている商店街のコインランドリーで、神田は名前も知らない老人と言葉を交わす。
店も仕事もリブンへ移り、現実の経済は静かに空洞になっていく。人々は眠り続けるための施設に身を寄せ始め、誰がこの世界を作ったのかを気にする者はもういない。
さらに時代が下り、寒冷化と災害に覆われた日本。藤は、ヒーローが本当に街を守る世界で生まれ育った。不自由のない毎日の中で、藤はある違和感を拭えずにいる。この世界では、人があまりにも死なない。そしてときどき、誰かが理由もなく「引っ越して」いなくなる。
一方、野心と才能を持て余す大吉は、母を失った過去を抱えながら、この世界のどこかにいる「魔王」を倒すことを、ゲームのように夢見ていた。
震災の夜に交わされた約束。芸人が笑いと引き換えに賭け続けたもの。藤が疑い始めた日常。時代も主人公も異なる物語が交錯するとき、「理不尽な死のない世界」の本当の姿が浮かび上がる。
宗教、戦争、格差。眠りの中に楽園を見た日本を、複数の視点から描くSF群像劇。
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
この作品はまだなろうファンDBに記録がありません。掲載から2日たつと、毎日0時ごろに記録を始めます。
順位を読み込んでいます…