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古池 マヤ 2025/10/10 公開 2026/03/22 19:11 更新
【第2回Ruhuna小説大賞】にて佳作に選んでいただきました!電子書籍化準備中。(旧タイトル:ヒロインとして召喚されたのに推しに死ぬほど嫌われた私ですが、それでも貴方が好きでした)
どれだけあなたに嫌われてもーーそれでも、私はあなたを救いたかった。
乙女ゲーム『世界を繋ぐ光』の世界に、光魔法で瘴気を浄化するヒロイン――聖女として召喚された瑞希。
大好きな推しである魔術師ルーカスの“死の運命”を回避するため、彼を救おうと決意する。
しかし――
「へえ、君はここに恋愛遊戯を楽しみに来たという訳だね」「ち、違っ」
小さな違和感から、この世界の知識を持つことを見抜かれ、誤解は決定的なものへ。
ルーカスから蛇蝎の如く嫌われ、冷酷な言葉と軽蔑の視線を向けられることになってしまう。
それでも瑞希は、彼への想いを捨てることはなかった。
自分が傷つくことも、報われないことも承知の上で――ただ、彼に生きていてほしかったから。
やがてルーカスは、自らが傷つけ続けた彼女の記憶を知ることになる。
そこにあったのは、どれほど拒絶されても、踏みにじられても、決して揺らぐことのなかった――
あまりにも純粋で、痛ましいほど一途な想いだった。
その時、彼は初めて知る。
自分が、どれほど取り返しのつかない過ちを犯していたのかを。
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