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ヒロオカ トモエ 2026/05/31 公開 2026/05/31 14:34 更新
『人の恋は蜜の味』短編シリーズ第二弾!
兄と同じ日に生まれた。
それなのに、兄は王太子で、自分は第二王子だった。
誰も露骨には比べない。けれど、誰も最初には自分を選ばない。
兄の背中を追い続ける人生と諦めた中、アンソニー・フォレストの前に現れたのは、男爵令嬢ユア(あなた)だった。
「私はアンソニー殿下のお話をしているのに。」
兄ではなく、王太子ではなく、ただ一人のアンソニー・フォレストとして見てくれた少女。
その言葉は、誰よりも甘く。誰よりも危険だった。
「もしアンソニー殿下が王太子だったら……みんな今より幸せだったと思います。」
理解者の顔をした悪魔は、静かに囁く。劣等感、 嫉妬、承認欲求。アンソニーの心の影が暴かれ、闇に静かに誘われる。
これは乙女ゲーム『人の恋は蜜の味』で描かれた、第二王子アンソニー・フォレストの破滅の物語。
兄の影に囚われた王子は、やがて何を選ぶのか――。
「一度でいいから、選ばれたかった。」
その恋甘くて危険。極上の愛を、あなたに。
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