歴史 完結・全7話

幸せなリビア 一人女性のひと言が平和なアラブを作っていく 正確な一次資料にあたった歴史改変物語

アントノフ 2026/10/25 公開 2026/10/27 17:10 更新

あらすじ

2011年8月、リビアの最高指導者ムアンマル・カダフィーの邸宅から、元米国務長官コンドリーザ・ライスの写真を集めたアルバムが見つかった。これは史実である。

欧米では「狂犬」と呼ばれたカダフィー。しかし、彼が率いた産油国リビアでは、石油収入が国民に還元され、学費と基本的な医療費は無料だった。米国との国交も回復し、彼はアフリカ連合の議長も務めていた。だが2011年、外国軍の介入と内戦の末に彼は殺され、リビアは国家の分裂と武装勢力の争いに沈んでいく。

それを見たライスは、2008年に会った男が自分に向けていた思いを振り返る。

もし、あのとき彼の手を握って「私と一緒にアメリカへ来ない?」と囁いていたら、何が変わっただろう。

生涯を終えた彼女は、死後の空間でカダフィーと再会する。2人の前に現れた神は、イスラム教徒の彼が祈った神も、キリスト教徒の彼女が祈った神も自分だと明かした。そして、世界を初めから作り直す代わりに、たった2人を2010年へ戻すと告げる。それで何千万人もの不幸を防げるのなら、小さな介入で済む。

今度こそ、ライスは自分の意志で彼の手を取った。

元米国務長官とリビアの革命指導者。信仰も政治的立場も異なる2人はフロリダで暮らし始め、やがて夫婦となる。中国の高速鉄道と日本の技術、ロシア・フランス製軍用機の整備、油田収入を使った産業と人材の育成。カダフィーの大胆な決断とライスの知識が組み合わさり、国の未来が動き始めた。

ところが2011年、史実を上回る巨大津波が日本と米国を襲い、CIAとフランスによるリビアへの軍事介入計画も動き出す。米第6艦隊の反転、フランス軍の失敗、各国の救援活動。2人は危機のたびに、国家が何を守るべきかを問い直していく。

やがてカダフィーが世を去った後も、学費と基本医療費の無料制度は守られ、リビアはアラブ・アフリカ諸国の協力を牽引する役割を次世代へ引き継ぐ。

**たった1人の女性の選択が、何千万人もの運命を変える。**

史実と技術考証を土台に描く、近現代架空改変史。

デビュー作のつたない部分を修正して加筆した作品です。

ポイント

総合ポイント 2
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 00% ブクマ×2 2100%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
1
感想
0
レビュー
0
評価者数
0
平均評価
[未取得]
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜10/30(5日間)
ブクマ 1+1(5日間)
2 1 0 10/26 10/28 10/30
評価ポイント 0+0(5日間)
1 0 10/26 10/28 10/30

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/30 1 ±0 0 ±0
10/29 1 ±0 0 ±0
10/28 1 +1 0 ±0
10/27 0 ±0 0 ±0
10/26 0 ±0 0 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…