現実世界恋愛 短編

中川さんは恋占いなんか信じない

間咲正樹 2024/05/24 公開 2024/05/24 21:01 更新

あらすじ

「続きましてスポーツです。ついにショータニがやりました。日米通算──」

 とある朝。
 食パンを齧りながら、ぼんやりとニュースを眺める。
 だが別に、ニュース自体に興味があるわけではない。
 今時ニュースなんて、SNSのタイムラインを見てれば事足りる。
 それより俺が見たいのは――。

「それでは占いのコーナーです」

 キタ!
 俺の目当てはこの、占いコーナーだ。
 ふむ、牡羊座の俺は八位か。
 まあ、俺の順位はどうでもいいんだ。

「六位、乙女座。中途半端はやめて大胆にいきましょう。ラッキーアイテムは中華料理のぬいぐるみです」

 よし、確認完了。
 乙女座は六位ね。
 俺はパンの最後の一切れを飲み込み、「行ってきまーす」と声を上げて家を出た。



「うんしょ、うんしょ」
「――!」

 十字路の手前で、大きなぬいぐるみを抱えた女の子の背中が見えた。
 ――クラスメイトの中川さゆりさんだ。

「おはよう、中川さん」

 急いで駆け寄り、中川さんの隣に並ぶ。

「おはよ、勇君」

 素っ気なくも挨拶を返してくれる中川さんは、今日も可愛い。
 サラサラの長い黒髪に、小動物を彷彿とさせる小柄な体型。
 見ているだけで癒される。

「中川さん、その〜……小籠包かな、それは?」

 クッションほどの大きさがある、小籠包の形をしたぬいぐるみ。
 よくそんなの持ってたね?

「別に」

 頬を桃色に染めながら、そっぽを向く中川さん。
 まるでツンデレな子猫みたいだ。
 いとおかし。


※コラボ作品です。
【原案】しいたけ
【文】間咲正樹

※他サイトにも転載してます。

ポイント

総合ポイント 764
日間ポイント 0
日間ランクイン 2
最高順位 147
評価ポイント 69891.4% ブクマ×2 668.6%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
33
感想
15
レビュー
2
評価者数
77
平均評価
9.06
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/24〜10/30(7日間)
ブクマ 33+0(7日間)
34 33 32 10/24 10/27 10/30
評価ポイント 698+0(7日間)
699 698 697 10/24 10/27 10/30

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/30 33 ±0 698 ±0
10/29 33 ±0 698 ±0
10/28 33 ±0 698 ±0
10/27 33 ±0 698 ±0
10/26 33 ±0 698 ±0
10/25 33 ±0 698 ±0
10/24 33 ±0 698 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…