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底一 2025/03/10 公開 2025/03/22 12:39 更新
──陰陽師をクビになったけど、オレには座敷童子がついているので余裕です。
座敷童子に憑いた呪いを解く代償に霊力の大半を失った無明は、陰陽師をクビになった挙句に命を狙われてしまう。苦戦を強いられる彼を救ったのは、座敷童子が咄嗟に発動させた“幸運”の権能だった。
幸運の権能に救われた無明は、失った力の回復のために迷宮の秘宝“神霊核”を求め、座敷童子のハルと共に迷宮を進む。
迷宮には高値で取引される“氷精石”や魔力を封じ込めた“龍涎香”など、陰陽師垂涎の希少素材が次々と見つかる。さらには“百鬼の鎖”や古代の英霊が使ったとされる“陰陽符の巻物”といった秘宝まで——。
「むみょー、キラキラがいっぱいおちてる」
「……普通、こんなに手に入らないのだがな」
だが、座敷童子の“幸運”も一筋縄ではいかない。
「──なあ、なにかとんでもない唸り声が響いてないか?」
「むみょー、いっぱい来た」
「!?」
突如として姿を現す魔物の群れ。
座敷童子の幸運“災い転じて福となす”は莫大な財宝を呼び寄せる一方で、強大なモンスターまでも呼び寄せてしまうのだ。
果たして無明は、大迷宮の秘宝を手にして失われた力を取り戻すことができるのか——?それとも、刻一刻と迫る魔物の大群に飲み込まれてしまうのか?
幸運と危険が入り乱れる迷宮を舞台に、かつて最強だった陰陽師と座敷童子の奇妙な冒険が今、幕を開ける。
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