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nanananaca 2026/07/13 公開 2026/07/22 22:55 更新
妹を救うため、少年レオンは《神聖魔法》を授かろうと神へ祈った。
しかし天啓盤が授けたのは、どの古文書にも記録がなく、神官ですら存在を知らない未知の職能──《申請魔法》。
レベルも属性も存在せず、その力が何を成すのか、誰一人として分からなかった。
だが、妹の命が尽きようとした夜、一度もインクが出なかった黒い万年筆は、神器《原典筆》へと姿を変える。
その瞬間、レオンは世界に隠されていた「書式」の存在を知る。
世界には、魔法、神聖術式、神器、神代文明、古代遺跡、守護機兵──あらゆる理を定める"書式"が存在していた。
《申請魔法》とは、その書式を読み解き申請できる力。
レオンは罪を償うため送られた晶坑で、神代文明の遺跡から目覚めた守護機兵と遭遇する。
王都最高峰の神聖術でも傷一つ付けられない絶望の中、《原典筆》だけが守護機兵に刻まれた"世界の仕様書"を映し出した。
そこに記されていたのは──
命令:侵入者の排除
管理権限者:星導賢者アストリオン
世界は魔法で動いているのではない。
世界そのものが、「書式」によって管理されていた。
失われた書式を集め、神代から続く世界のルールを申請する。
これは、誰も知らない《申請魔法》を与えられた、一人の少年の物語。
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