ポイント
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
読者の反応
- ブクマ
- 1
- 感想
- 0
- レビュー
- 0
- 評価者数
- 0
- 平均評価
- [未取得]
- 週間読者
- 0
ブクマと評価ポイントの推移
日別の値
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
総合ランキングの推移
順位を読み込んでいます…
大家阿半 2026/10/25 公開 2026/10/31 18:00 更新
九月場所千秋楽、結びの一番。
互いに綱取りを懸けた大関どうしの一番は土俵際でもつれ、二人そろって頭から土俵下へ落ちた。
「同体だ」
取り直しを待ちながら、大関・朝日富士は意識を手放した。
気がつけば見知らぬ家の寝床。
川辺で倒れていたところを、村長の娘リネに助けられたのだという。
三度の手術でも治りきらなかった右膝が、少しも痛まない。
村は日照りに苦しみ、隣村との水争いの決闘に三年続けて負けていた。
その決闘の名は「裸戟(らげき)」。
帯一本の裸身で円の中に立ち、倒すか外へ出せば勝ち。審判が唱える聖句は「ハッケヨイ」「ノコッタ」。
――ルールも作法も、まんま相撲だった。
技は失われ、誰も腰を割らない。立ち合いすら知らない力自慢ばかり。
恩返しに村の代表を引き受けた元大関は、低い立ち合い一発で異世界の常識をひっくり返していく。
その四股に神の結界が震えるのを感じた清めの巫女は、彼の相撲に取り憑かれた。
「次は、もっと強い相手を用意しますね」
微笑む巫女が送り込む難敵。身体強化を独占する上級貴族。魔力ゼロの「空身」への嘲り。そして全盛期の体に再び疼きだす古傷。
それでも男は一度も負けない。
村から街へ、貴族へ、国へ、そして人類の代表へ。
綱に届かなかった男が、守るために綱を締める。
全戦全勝の異世界相撲成り上がり譚、ここに開幕。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
順位を読み込んでいます…