宇宙 連載中・全168話

ASTRAEON VELORIA――銀河を旅する自由傭兵――

Ren Hazumi 2026/09/02 公開 2026/10/29 18:10 更新

あらすじ

地球で普通に暮らしていた十九歳の星崎紬は、ある朝、見知らぬ宇宙船の艦橋で目を覚ました。目の前に広がっていたのは、東京の空ではなく、無数の星々と巨大な星雲。そして彼を「艦長」と呼ぶ、銀髪の女性型AI――セラフィエル・ヴェロリアだった。

困惑する紬に告げられた船の全長は八六〇〇メートル。豪華な居住区、農業区画、病院、工房、格納庫、二千四百機ものモビルフレームまで備えた、常識外れの超巨大宇宙船《アストレオン・ヴェロリア》。しかもセラフィエルによれば、この船は軍艦としても運用可能な性能を持ちながら、銀河の公的な軍事データベースには存在しないという。

だが、紬が求めているのは銀河の支配でも英雄の称号でもない。ただ自由に宇宙を旅し、好きな場所へ行き、うまいものを食べ、金を稼ぎ、自分だけの居場所を作ること。そのためには、まず銀河で生きていくための金と身分が必要だった。

最初の目的地は、巨大な軌道都市リラディス・セントラルリング。入港許可、船舶登録、税関、入国審査、保険、銀行口座、傭兵資格――宇宙生活は、思った以上に現実的で面倒だった。

やがて紬は傭兵として最初の護衛依頼を受ける。しかし、その仕事をきっかけに海賊との戦闘へ巻き込まれ、アストレオン・ヴェロリアの本当の力を初めて解放することになる。

さらに交易街では、交渉に長けたスペースエルフの商人モード・ラン・ヴァレスと出会い、辺境では撃墜されたモビルフレームの操縦士、狐獣人の傭兵リア・ヴァレンを救出する。二人との関係は、最初から恋愛になるわけではない。商取引、仕事、戦闘、信頼。銀河を旅する時間の中で、少しずつ距離が変わっていく。

豪華客船のような姿をした超弩級宇宙艦。人間そっくりのAI。傭兵、商人、惑星政府、企業、海賊、軍、宇宙港、辺境の人々。

これは、銀河を救う英雄の物語ではない。

自由を手に入れるために、巨大すぎる船と一緒に銀河を旅する、一人の青年の物語だ。

金を稼ぎ、飯を食い、契約をこなし、時には戦い、時には寄り道をする。そして旅の先で、彼はまだ知らない世界と、まだ知らない仲間に出会っていく。

――「銀河を支配する気はない。俺はただ、自由に旅がしたい。」

アストレオン・ヴェロリアの航行が、今始まる。その先に待つのが戦場でも楽園でも、選ぶのはいつだって自分自身だ。今日また、彼は次の星へ向かって進んでいく。

ポイント

総合ポイント 616
日間ポイント 2
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 34656.2% ブクマ×2 27043.8%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
135
感想
5
レビュー
0
評価者数
41
平均評価
8.44
週間読者
1,054

ブクマと評価ポイントの推移

10/24〜10/30(7日間)
ブクマ 135+9(7日間)
135 130 10/24 10/27 10/30
評価ポイント 346+28(7日間)
340 320 10/24 10/27 10/30

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/30 135 ±0 346 ±0
10/29 135 +2 346 ±0
10/28 133 -1 346 +10
10/27 134 +3 336 ±0
10/26 131 +1 336 +16
10/25 130 +1 320 +2
10/24 129 +3 318 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…