純文学 完結・全5話

誰かからの応援メッセージ

松山 さくら 2026/07/22 公開 2026/07/26 13:30 更新

あらすじ

作品梗概
 本作品は、人間ドックを受けたある主人公が、その後の生活習慣の改善に励む中で、家族との絆を取り戻していく様子を描いた物語である。
妻の雅代から人間ドックを受けることを勧められた会社員の圭介、健診結果は惨憺たるものであり、その後の保健指導を受けることになった。担当の武山さんから、禁煙や食生活の見直しを迫られた圭介だったが、三か月後に行われた二回目の面談では、成果を上げることができなかった。
三回目の面談までに、立てた目標を達成することを強く求められた圭介、妻の雅代の協力もあって、少しずつ取り組み始めていたのだったが、そんなときにパソコンに『匿名』を名乗る奇妙なメールが届く。生活習慣の改善に取り組む圭介を応援する内容だった。とっさに首を傾げる圭介。送り主に心当たりはなく、妻がこっそり送ってくれたものと思うことにしたのだったが……。
メールはさらに届く。急速に痩せつつある圭介が低血糖を起こして、会社に向かう途中で倒れてしまったことを心配する内容のメール。心配をかけるといけないからと、妻にはそのことを知らせていなかったので、どうやら妻以外の人が送ってきたもののようだった。
その頃、圭介には悩みがあった。それは、高校三年生の娘の歩美のこと。思春期を迎えた歩美は、圭介のことを避けるようになっていき、圭介自身も歩美への接し方に悩む日々を送っていた。いつしか歩美のことは雅代に任せきりになってしまっていた。それではいけないと思いながらも、もがき苦しむ圭介。
ただ、生活習慣の改善によって、圭介の体調は徐々に上向いて行く。それは圭介の気持ちにも変化をもたらし、久しぶりに雅代と二人きりで買い物に出かけた先では、付き合い始めた頃の純真な気持ちを取り戻していった。
そんなときに届いた三通目のメール。そこに綴られていたことに思いを馳せていた圭介の脳裏に、ある人の顔が思い浮かんだ。目の前に立ちはだかる大きな壁に挑もうとしているその人は、圭介に背中を押してもらうことを願っていた。そのことにようやく気づいた圭介は、差し出された入塾申込書に、思い出のペンで署名をしたのだった。
三度目の保健指導で、見事目標を達成した圭介は、その後もその人と、メールでのやりとりを続けている。いつか、互いの心を通わせて話せる日が来ることを夢見ながら……。
(31228字 原稿用紙換算89枚)

ポイント

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10/30〜11/03(5日間)
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2 1 0 10/30 11/01 11/03
評価ポイント 2+0(5日間)
3 2 1 10/30 11/01 11/03

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11/02 1 ±0 2 ±0
11/01 1 ±0 2 ±0
10/31 1 ±0 2 ±0
10/30 1 ±0 2 ±0

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