ハイファンタジー 完結・全18話

魔法?いや剣技だが?

じぇいじぇい 2026/10/15 公開 2026/10/23 07:10 更新

あらすじ

魔法の天才が、剣にこだわり続けたら、騎士団長になっていた。

王国騎士団長カイル・レオンハート。通り名は「王国の剣」。
火魔法を使えば一瞬で片付く相手にも、剣しか抜かない。
魔物を殺さない。部下にも殺させない。「殺すと、うるせえやつがいるんだよ」。

そのうるさいやつは、王都二番街の古い商館の三階で、今日も机に突っ伏して寝ている。
学園時代からの友人リオ。表は人材派遣、裏は「十三番窓口」と呼ばれる困りごと屋の、眠そうな主だ。

ある朝、北の街道にフォレストウルフが四十頭、逃げてきた。
山の主が消えていた。
国境の向こうの若い貴族が、「山の主をテイムした男」になりたくて、隷属の輪を嵌めて連れ去ったのだ。

主のいない山は、ひと月で崩れる。
山ひとつ分の魔物が、村へ降りてくる。
王は言った。「民を守るためだ。……すまん」。
カイルは答えた。「本当に無理な時以外は、撃退にとどめます」。

騎士団は鉄の棒で獣を押し返し、十三人が倒れた。
次に来るのは千を超える群れ。
その先頭には、輪に頭を食い込ませ、何も見ていない目で吠え続ける主がいる。

剣では足りない。
だがカイルの全力の火は、燃やしていいものを選べなくなる。
前にこの技を使った時、山がひとつ燃えた。

隣に誰かを立たせられるのが、剣だ。
その剣を握ったまま、カイルは火を抜く。
眠そうな友人と、水の匂いのする小さな友達を、隣に立たせて。

「魔法?」
「……いや、剣技だが?」

剣聖の娘を妻に持ち、火を出したがる五歳の息子を持つ騎士団長の、ひと月の話。
『一体契約のテイマーと十三番窓口』の十五年後。本編を読んでいなくても読めます。

ポイント

総合ポイント 2
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 00% ブクマ×2 2100%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
1
感想
0
レビュー
0
評価者数
0
平均評価
[未取得]
週間読者
247

ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 0+0(7日間)
1 0 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 1 ±0 0 ±0
10/31 1 ±0 0 ±0
10/30 1 ±0 0 ±0
10/29 1 ±0 0 ±0
10/28 1 ±0 0 ±0
10/27 1 ±0 0 ±0
10/26 1 ±0 0 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…