ローファンタジー 連載中・全57話

酔狂〜紫硝の怪物達〜

紫月 凛 2026/02/28 公開 2026/08/29 17:00 更新

あらすじ

タイトル変えました。友人に「タイトルなんかいいのな〜い?」ってかんじで訊いたら一緒に考えてくれました。前のタイトルは「何でも屋の誓約」です。いろいろあって物語の全体を変えたので、タイトルが後々合わなくなるなぁ、と思って変えました。

「S-17はさ、自由になりたい?」

 金髪の少女が同じ檻にいる黒髪の少女にそう問いかける。

「自由ってなに?」

 黒髪の少女は首を傾げて問い返した。

「そっかぁ…ずっと施設にいるから知らないんだね。じゃぁ、約束。もし、ここを出られてら自由になろう。誰かの指示に従うんじゃなくて、自分の意思で生きようよ。」

「姉さんがそう言うなら…」

✽✽✽

 煙が立ちこめる廊下で金髪の少女は目を閉じる。せめて最期は安らかに眠りたいという一心で。
 
「S-17……、貴女のためなら私は――」

 金髪の少女は炎に飲まれながら妹に誓う。その誓いは誰にも聞かれることなく、炎にかき消された。

✽✽✽

 燃え盛る施設を森の木の上から呆然と見るのは銀髪の少女だ。微笑もうとして失敗したような顔はとても不気味で痛々しい。

「あはっ、アハハハハっ……」

 銀髪の少女は木の上で笑い声を上げた。
 木から頭から落ちても、壊れた玩具のように笑い続けている。あらぬ方向に曲がった手足は数秒後にはもとに戻っていた。

「みーんな、私のせいでシンジャッタ。」

 銀髪の少女は狂ったように笑い続けた。紫色の瞳は炎の海を見ているようで何も映しておらず、目尻に雫が溜まっていた。

 その日の夜、少女達が暮らす施設は炎に焼かれ、灰となった。しかし、その事件は公にされることなく、闇に葬られた。少女達がいた檻も跡形もなく燃え尽きていた。

※最初は恋愛要素ほぼないです
※R15は保険です
※実際の地名(?)を使ってますが、話の内容はフィクションです

8月4日からカクヨムで投稿始めます

ポイント

総合ポイント 74
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 6081.1% ブクマ×2 1418.9%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
7
感想
0
レビュー
0
評価者数
6
平均評価
10.00
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/24〜10/30(7日間)
ブクマ 7+0(7日間)
8 7 6 10/24 10/27 10/30
評価ポイント 60+0(7日間)
61 60 59 10/24 10/27 10/30

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/30 7 ±0 60 ±0
10/29 7 ±0 60 ±0
10/28 7 ±0 60 ±0
10/27 7 ±0 60 ±0
10/26 7 ±0 60 ±0
10/25 7 ±0 60 ±0
10/24 7 ±0 60 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…