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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
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七里 2026/10/05 公開 2026/10/05 16:20 更新
「ねえ、僕が星の神話を教えようか?」
何か話そうとしても、頭の中で世界が溢れだし、その濁流に飲まれ、言葉が上手く紡げない。ほんの少し、違うことに意識が向いただけで、急速にそちらへと思考が突き進んでしまう。
そんな僕は、孤独と空想の中で学校生活を過ごしていた。
馴染めず逃げ込んだ図書館からの帰り道、眩しい夕日を背負った同級生と出会う。
「一緒に帰ろう」
戸惑う僕を気にする様子もなく彼は、じいちゃんの跡を継ぐために航海士になると夢を語った。星の位置を計算するのは得意だけど、星座の神話が覚えるのが苦手――。
――彼の苦手と、僕の得意。
――僕ができないことと、彼にとってはなんでもないこと。
点と点が繋がった時、彼らの空には新しい星座が描き出された。
凸凹でどこか不器用な二人が出会い、そのピースがカチッとはまった時、明日へと続く航海が始まる。
――これは道標の星の下で紡がれる、静かな約束の物語。
☆1話完結の短編です☆
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