純文学 連載中・全24話

本のなる木〜禁断の果実? いいえ、禁断の書です〜

高橋 雨 2019/08/15 公開 2019/09/10 21:29 更新

あらすじ

※ネタバレ含みます!

人里離れたある丘の上に、たった一本だけ巨大な木が生えている。そこはかつて、首吊り自殺が多発した自殺スポットだったーー。

売れない小説家の俺は、彼女に振られ、借金も返せず、死に場所を求めていた。
みんな死んでしまえ。
こんな終える価値すらないようなくだらない人生は、もううんざりだ。
この世に絶望して、裏掲示板の噂を頼りにたどり着いたのは、とある山奥の丘の上だった。
そこで俺が目にしたもの。
それは、巨大なブロッコリーのような木。
そして、そこにぶら下がっていたものはーー
この木にまつわるもう一つの噂。

本のなる木ーー

信じられないことに、木には噂通りたくさんの本がなっていたのだ。
しかし、不思議なことはそれだけでは終わらない。

「私、地獄から来たの」

人などいないはずのその場所で、俺は、自称地獄の番人の、不思議な美女と出会ったのだ。

「あなたを絶対に死なせないから」

そう言う彼女に促されて、よく分からないまま俺が木に触れると、今までピクリともしなかった本がドサリと落ちて、次の瞬間まばゆい輝きを放った。

そして、気付けば俺は、過去の世界にタイムスリップしていたのだ。
俺は本の物語の中に吸い込まれたのだった。

1冊目は、コンビ二のバイト店員の物語。たった一人で認知症の祖母を養うために朝から晩まで働く高校生が主人公の世界へ。
2冊目は、中学時代の同級生の娘の物語。いじめられている女子中学生が主人公の世界へ。
そのどちらも俺の人生が霞むくらいに壮絶なものだった。
そして、不思議なことにどの物語も俺の過去に関係しているものばかりだったのだ。

そして、3冊目。
それは、別れた彼女の由梨の物語だった。

そこで、俺は衝撃の真実を知ることになる。

その木になる本の物語は、この木で自殺した人たちの生前の物語だったのだ。

由梨が抱えていた秘密とは?なぜ、俺の前から姿を消した?なぜ、死ななければならなかった?

俺は由梨を救うことができるのか。大切な人の過去を変えることができるのか。
そして、自分の未来を変えることができるのかーー



※この小説は、「ツギクル」様、「アルファポリス」様、「ノベルアップ+」様でも掲載させていただいております。

ポイント

総合ポイント 9
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 777.8% ブクマ×2 222.2%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 7+0(7日間)
8 7 6 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 1 ±0 7 ±0
10/30 1 ±0 7 ±0
10/29 1 ±0 7 ±0
10/28 1 ±0 7 ±0
10/27 1 ±0 7 ±0
10/26 1 ±0 7 ±0
10/25 1 ±0 7 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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