純文学 短編

Sheeps Blue

久々原仁介 2024/07/20 公開 2024/07/20 20:08 更新

あらすじ

 僕の通っていた小学校では、五年生の体育で習う「逆上がり」と「木登り」が必修だった。そして僕は、その両方できなかったと記憶している。

 男子生徒が多い学年だったことが災いした。男子の多くは野球やサッカーなどのスポーツクラブに通っていた。だからといって逆上がりや木登りができる理由にはならないが、運動神経はある程度鍛えられている。クラスに数名いる女生徒にいたっても、勝気な子がほとんどで、僕のように教室の隅で読書に耽る男子は下に見られた。

 これは僕の考えが至らない(弱くもある)ところであるけれど、それで他者を憎んだり、憎しみや苛立ちを覚えることはなかった。
ただ、他者と同じ景色を共有できないという刷り込みが、体育の授業がある度に行われた。なかでも木登りは(鉄棒以上に)、そういった僕の寂しさの象徴となった。

ポイント

総合ポイント 10
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 880% ブクマ×2 220%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/27〜11/02(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/27 10/30 11/02
評価ポイント 8+0(7日間)
9 8 7 10/27 10/30 11/02

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/02 1 ±0 8 ±0
11/01 1 ±0 8 ±0
10/31 1 ±0 8 ±0
10/30 1 ±0 8 ±0
10/29 1 ±0 8 ±0
10/28 1 ±0 8 ±0
10/27 1 ±0 8 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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