ヒューマンドラマ 完結・全4話

平々凡々たる原田くんのセイシュンノホーソク

橘 亮二 2017/01/25 公開 2021/09/24 19:50 更新

あらすじ

傾向:現代(といっても作成時点なので時代遅れ…)・だらだら日常コミカル風味づけ
分量:長編の1/3ぐらい

 これは、原田修司くんの社会人一年目のお話です。
 中小の印刷会社に就職して初の給料日、帰宅した原田くんは、部屋の中で勝手に宴会をしている友人達(先輩の男二人と同期の女性一人)の姿を見て愕然とします。その有様は、引っ越す前の下宿先で繰り返された光景そのもので、違うところは、彼らが大学院に残っていることだけ。原田くんは抗議しようとしますが、結局彼らのペースに流されて、人生の新たな一歩はどこへやら、以前と同じように飲みに付き合わされてしまいます。
 そんな原田くんも、会社で新しく友達が出来たりして、同期入社の女の子にときめきを覚えたりします。すると、それを嗅ぎつけた先輩達が暗躍し、夏に皆で水族館に行くことになります。意中の女の子の一挙一動に原田くんの妄想は膨らんで、勝手に喜んだり落ち込んだりと、自分自身にひたすら振り回されてしまいます。
 でも、その意中の女の子と、原田くんは二人きりでデートをすることになります。少し肌寒くなってきた秋に、原田くんはその女の子と、映画館に行ったり、CDショップに行ったりします。その間中、彼は舞い上がりっぱなしで妄想たくましく幸せな気持ち一杯になりますが、相手にそのつもりは全く無くて、何かが始まるまでもなく、彼の想いはあっさりと砕け散ります。
 そんな原田くんは、年の瀬も迫ろうとしているある日、変な夢を見ます。そして縁起を担いで宝くじを買ったりします。が、宝くじもやっぱりハズレてしまいます。その上、彼のところに、金欠になったり行き場を無くしたりして、先輩達が転がり込んできてしまいます。そんなトホホな原田くんですが、最後に告白されちゃったりします。
 そんな、振り回されっぱなしの原田くんのイケてない一年のお話です。

※ファンタジー要素は全くありません。遺憾ながら。
※ドラマティックな展開もありません。まことに遺憾ながら。

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