その他 短編

乱文

雉白書屋 2023/10/26 公開 2023/10/26 12:00 更新

あらすじ

「そうか……お前もか」

 ハインリッヒは眼前にある銃口を見上げ、そう呟いた。
 投げかけたつもりでもなかったが返答はなく、耳の奥では呼吸音と窓の外で吹きすさぶ風の音色が木霊している。
 季節は十二月。夕方まで降っていた雪は今は雹に変わり屋根を打つ。

「なあ、さーけやーさおだけーか?」

 ハインリッヒはそう訊ねた。

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