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暫定とは 2018/02/16 公開 2021/03/18 22:33 更新
「ドボロと一緒なら、何処へだって行けるのかも知れない――」
“太陽王の時代”の終幕から一〇〇〇年。
人々は古人が造りし、巨人の姿をした人工生命体『アーツ』と手を取り合って暮らしていた。辺境の村コントゥリに暮らす、十三歳の少年リリは、女性らしい名前と中性的な顔立ちからクラスメイトにからかわれたり、村で唯一のアーツ使いであり、村長でもある父のバーンズから叱られてばかりの、退屈で窮屈な日常を送っていた。そんな或る日、リリはひょんなことから、村の北に位置する巨大遺跡の地下深くに眠っていた、アーツのドボロを目覚めさせる。その晩、翌朝には帝都への納め物の為に村を発つ予定であったバーンズが、突如として何者かに襲撃を受け、全治一年の大火傷を負わされてしまう。父の容体を見たリリは、父の代わりに自分とドボロで、帝都への納め物を運ぶことを誓う。
幼馴染の少女ルチカと、何処か間の抜けた巨人のドボロと共に、少年リリの果てなき冒険の物語が、今、幕を開ける――。
※このお話は続きものの一作目です。
読み終えた方は二作目『エンデラの森の黒き魔女』へどうぞ↓
https://ncode.syosetu.com/n7551eq/
三作目『箱庭の怪物たち』はこちら↓
https://ncode.syosetu.com/n8542hg/
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