ハイファンタジー 短編

初夢案内人はこたつ精霊—夢の迷い子を朝ごはんで現実に帰す—

星渡リン 2026/01/02 公開 2026/01/02 12:20 更新

あらすじ

雪国の宿場町ユキナワ。宿「ハルミ屋」の娘コハルは、静かすぎる元旦の朝を迎えていた。台所で雑煮の出汁を温め、こたつ布団を整えた瞬間――こたつの中から、凍えた子どもが現れる。さらに、普段は気配だけのこたつ精霊コタが言葉を発した。「初夢の道が開きっぱなしだ。迷い子が落ちてきた」。
夢の門番ユメノツカサは告げる。初夢が明ける前に帰り口へ導けなければ、子は現実の縁を失い夢に留まる。コハルは“席”を作るために、湯気の立つ朝ごはんを用意する。味噌の匂い、焼き餅の音、甘酒の温度――日常の手触りが、迷い子の心と言葉を少しずつ現実へ引き戻していく。
湯気が道となり、こたつの上に夢の門が開く。コハルは「こたつの角、椀の前、みかんの籠の横」――帰る場所を言葉と温度で示し、迷い子の「おはよう」を引き出す。初夢の糸がほどけたとき、子は自分の名を取り戻し、帰るべき家へと還っていく。残るのは、湯気と匂い、そしてコハルの胸に宿った、今年の最初の温もりだった。

ポイント

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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/28〜11/03(7日間)
ブクマ 0+0(7日間)
1 0 10/28 10/31 11/03
評価ポイント 14+0(7日間)
15 14 13 10/28 10/31 11/03

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/03 0 ±0 14 ±0
11/02 0 ±0 14 ±0
11/01 0 ±0 14 ±0
10/31 0 ±0 14 ±0
10/30 0 ±0 14 ±0
10/29 0 ±0 14 ±0
10/28 0 ±0 14 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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