ハイファンタジー 完結・全122話

真鍮の探偵ロイス・アッシュウォーカー/宿命の解体屋と鋼の守護者

弌黑流人 2026/04/01 公開 2026/07/31 10:00 更新

あらすじ

 空は重厚な煤煙に閉ざされ、太陽さえも「永遠の薄暮(トワイライト・スモッグ)」へと変える蒸気都市ネオ・ロンドニウム。巨大なプロメテウス・エンジンの鼓動が鳴り響くこの街で、一際異彩を放つ場所があった。――アッシュウォーカー探偵事務所である。

 彼女は、自らを「天才」と称して憚らない美少女探偵ロイス。真鍮の胸甲を纏い、機械式単眼をカチカチと鳴らす彼女は、圧倒的な楽天主義と華麗な推理で闇を照らす。その傍らには、彼女の兄であり、冷徹な論理で「解体」を行う天才技師ジェミニが、制御弁のように控えていた。

 平穏(あるいは騒がしい日常)を破ったのは、権威ある発明家の元から盗まれた記憶という奇妙な依頼。調査を進める二人の前に現れたのは、都市の呼吸に混じり、機械と人を侵食する漆黒の粒子『黒い残滓』だった。

 事件が深まるにつれ、常に手袋で隠されたロイスの左腕――十年前の未解決事件『灰色の朝』で残滓に侵された皮膚が、何かに導かれるように脈打ち始める。それは彼女のトラウマの象徴でありながら、世界の嘘を感知する唯一の「デバイス」でもあった。

 ジェミニが愛猫ススを使ってロイスに強いる「沈黙のルール」の中、研ぎ澄まされた感覚が捉えるのは、都市の歯車に隠された血塗られた設計図。なぜ一秒は失われたのか。ロイスの左腕が叫ぶ「真実」とは。

 灰の積もる世界を歩む者たち(アッシュウォーカー)が、レンチと知性を武器に、支配と欺瞞に満ちた都市の皮を一枚ずつ剥いでいく。

「歯車はいたって正常!これこそが、私、アッシュウォーカー印の正義よ!」

ポイント

総合ポイント 14
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1071.4% ブクマ×2 428.6%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
2
感想
1
レビュー
0
評価者数
1
平均評価
10.00
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 2+0(7日間)
3 2 1 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 2 ±0 10 ±0
10/30 2 ±0 10 ±0
10/29 2 ±0 10 ±0
10/28 2 ±0 10 ±0
10/27 2 ±0 10 ±0
10/26 2 ±0 10 ±0
10/25 2 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…