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けろけろ 2023/07/31 公開 2023/07/31 22:12 更新
季節は夏の盛り、今日はいわゆるデートの真っ最中。公園のベンチに座った優一郎が、うざったそうに、こう言った。
「ったく、暑いな……そんな中で男二人か」
「猫科の優一郎でも、暑いと思うことなんかあるんだ?」
優一郎はしなやかな肢体と、ツンと澄ましたところが猫そっくり。自販機で買ってきた冷たいお茶を差しだして、僕はからかう。
「どうぞ、僕の猫ちゃん」
「馬鹿かっ! 俺はホモ・サピエンスだ!」
優一郎が強く反応したので、余計にからかってみたくなったと同時に――とある考えが浮かんだ。
「あのさ、僕たちホモはホモだよね、確かに……」
「そのホモには差別的ニュアンスを含む! ホモなんて単語は使うな! 使うとすれば、『ゲイ』と呼べ!」
二人で自分たちはどのカテゴリーに属するのか考える話。
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