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鳴海Coda 2026/10/09 公開 2026/10/16 19:30 更新
これは、失った記憶をたどり、時を隔てた道を越えて、大切な人のもとへ帰るための時間移動ファンタジーミステリー。
「八年前、約束したでしょう?」
星が消えた夕暮れ、十七歳のカノンの前に、アリアという少女が現れた。
初めて会ったはずの彼女は、カノンの名前を知っていた。そして、八年前に二人が交わしたという約束を覚えていた。
だが、カノンにはその記憶がない。
その日、町では一人の少女が行方不明になっていた。
さらにカノンの兄までもが、森に現れた謎の道の向こうへ消えてしまう。
八日先へ続く道。
十一日前へ戻る道。
八年前の自分が残した痕跡。
森で拾った銀の髪飾りが見せる、白い街と泣き叫ぶ少女。
十五歳のころから、カノンの中にある、この世界には存在しないはずの「日本」の記憶。
そして、八年間ある少女を探し続けたという、自分と同じ顔をした謎の男。
なぜ、アリアだけが八年前の約束を覚えているのか。
なぜ、八年前の自分は今の自分へ痕跡を残したのか。
星が消えた夜、何が起きたのか。
過去を書き換えることはできない。
それでも、時を越えて残された約束には意味がある。
※本作は「小説家になろう」「カクヨム」の両サイトで同時連載中です。
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