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宙色紅葉(そらいろもみじ) 週1投稿 2024/07/10 公開 2024/11/13 21:50 更新
本作品は「カクヨム」でも宙色紅葉の名前で投稿しています。
【あらすじ】
冷酷かつ残虐な種族である魔族は他者を嬲ることが生きがいだ。
特に人間を虐待し、食らうことが楽しくて堪らない。
しかし、魔族と人間のハーフで、性質的には人間の部分が強いメリィは人を襲うことに興味を持てず、むしろその行為を嫌悪していた。
そのため、メリィは自身の魔力を封じ込め、山奥でヒッソリと暮らしていた。
穏やかな日常を送る彼女はある日、家の前で瀕死の重体を負った男性、ロイを発見する。
苦しむ彼を不憫に思ったメリィは彼を拾い、傷の手当てをしたのだが、そうしている間に彼女はロイに恋をしてしまった。
何とかロイに愛を伝え、恋人になりたいメリィ。
しかし、人間の言葉が分からず、そもそも魔力を封じているために声を発することのできない彼女はなかなか思いを伝えられない。
おまけに、魔族に酷い目に遭わされたロイはメリィのことも酷く警戒していて、彼女が、
「自分をペットとみなしており、かつ、懐いたタイミングで虐待の上、惨殺しようと目論んでいる」
のではないかと邪推していた。
キスをすれば味見、愛しくて見つめれば監視、ボディランゲージで安静にしろと伝えれば、「脅されている!」と勘違いされる始末。
メリィがロイを溺愛し、甲斐甲斐しく世話をするほど彼は疑念を強めていった。
障害の多い恋はなかなか進展しなかったのだが、ある夜、ロイがメリィの元から脱走しようとしたことで、事態は思わぬ方向へと転がっていく。
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