異世界恋愛 短編

崩れゆく蜃気楼の城で、私は婚約破棄されました ~前世で一級建築士だった転生令嬢は、砂上の楼閣を見抜いていたので出ていきます~

uta 2026/08/26 公開 2026/08/26 19:00 更新

あらすじ

「アリシア・レーヴェンフェルト。お前との婚約を破棄する」

舞踏会の壇上で、王太子レオンは高らかに宣言した。理由は「陰気で城の栄華にふさわしくない」から。彼の隣には、幻を華やかに『盛る』ギフトを持つ聖女ミアがしなだれかかっている。貴族たちは扇の陰で嘲笑した――「陰気な壁の花がようやく捨てられた」と。

だが、公爵令嬢アリシアには誰も知らない秘密があった。彼女の前世は、日本の一級建築士。過労で命を落とし、この剣と魔法の世界に転生していたのだ。

前世の目で見れば、絢爛たる城を支える幻晶結界は、耐力壁がスカスカの『砂上の楼閣』。アリシアは十年もの間、地味を装いながら毎晩ひとりで崩れかけた魔法回路を補修し、城の栄華を裏から支え続けてきた。

そして今、彼女は静かに告げる。「では、この城の維持管理者の任も返上いたします」と――。

私が抜けたら、この城が保つのはあと三日。

忠実な侍女サラと共に城を後にしたアリシアは、新天地で理想の城を築くことを決意する。そこで出会ったのは、戦場で『砂漠の赤竜』と恐れられながら、図面を逆さに読む方向音痴な傭兵団長ガイ。凸凹な二人は、やがて「崩れない城」を目指して歩み始める。

前世の知識で砂上の楼閣を見抜く転生令嬢の、痛快建築ファンタジー。土台なき栄華は、いずれ崩れ落ちる――さあ、次はどんな蜃気楼を見抜きましょうか?

ポイント

総合ポイント 12
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1083.3% ブクマ×2 216.7%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
1
感想
0
レビュー
0
評価者数
1
平均評価
10.00
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 1 ±0 10 ±0
10/31 1 ±0 10 ±0
10/30 1 ±0 10 ±0
10/29 1 ±0 10 ±0
10/28 1 ±0 10 ±0
10/27 1 ±0 10 ±0
10/26 1 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…