ハイファンタジー 連載中・全4話

私は、硝子の檻の中から、いきちを啜って生きることにしたのです

じょな 2026/01/24 公開 2026/01/27 12:00 更新

あらすじ

拝啓、勇者様。
かつて貴女に「役立たずのFランク」と罵られ、パーティを追放された私のことを覚えておいででしょうか。
あの時、泥水を啜った私は、ある奇妙なスキル【人材派遣】に目覚めました。
それは、対象と強制的に雇用契約を結び、その成果(経験値・報酬)の7割を、何もしない私に自動送金させるという、実に現代的で、冷徹な能力でした。
今の私は、剣を握ることも、魔法を唱えることもしません。
ただ、安全で快適な「社長室(ダンジョン最深部)」の椅子に座り、モニター越しに部下たちの働きぶりを眺めているだけです。
ご覧ください。
かつて世界を恐怖させた「滅びの魔竜」は、時給300円でトンネル工事に従事しています。
私の顔に唾を吐いた「盗賊」は、2畳半の個室で終わらない事務処理に追われています。
そして、貴女が頼りにしていた「聖女」は、過労で倒れる社員を即座に全回復させ、24時間労働を可能にする「永久機関の歯車」となりました。
ああ、なんて素晴らしい。
他人のふんどしで取る相撲は、これほどまでに甘美な味がするのですね。
――さて。
そろそろ貴女にも「招待状(オファー)」をお送りしましょうか。
世界最強の勇者である貴女には、きっと素敵な「広告塔」としての適性があるはずですから。
これは、硝子の檻の中から世界を支配する、とある「経営者」の独白です。

ポイント

総合ポイント 42
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 2457.1% ブクマ×2 1842.9%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
9
感想
0
レビュー
0
評価者数
3
平均評価
8.00
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/31〜11/06(7日間)
ブクマ 9+0(7日間)
10 9 8 10/31 11/03 11/06
評価ポイント 24+0(7日間)
25 24 23 10/31 11/03 11/06

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/06 9 ±0 24 ±0
11/05 9 ±0 24 ±0
11/04 9 ±0 24 ±0
11/03 9 ±0 24 ±0
11/02 9 ±0 24 ±0
11/01 9 ±0 24 ±0
10/31 9 ±0 24 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…