ハイファンタジー 連載中・全46話

『禁学の靴職人』―手順書しかない国で―

稲生おこめ 2026/07/20 公開 2026/10/26 22:00 更新

あらすじ

靴を直しただけだった。
それは、禁じられた知識への入り口だった。

靴づくり×科学×陰謀が絡み合う、群像ファンタジー。

*
小さな靴工房で働く職人、コーエン・アルミナイト。
無口で省エネ。人付き合いは苦手だが、靴づくりの腕は一流だ。

彼には、ひとつだけ妙な癖があった。
国が定めた「手順書」通りに作っているはずなのに、仕上がりのわずかな違いが気になってしまう。

色。硬さ。質感。
誰も気に留めない違和感を、彼の指先だけが拾ってしまう。
「手順書が、ズレている?」
けれどこの国では、ものづくりの方法はすべて「手順書」によって定められている。その外側を知ろうとすることなど、本来、許されていなかった。

*
ある日、コーエンの働くアトリエに謎の靴を抱えた子供が現れる。
「この靴を直してください。今すぐに」

見たこともない素材。見たこともない加工。
コーエンは、好奇心に負け、手順書を用いずに修理をしてしまう。
その靴が、この国の第一王女 エピフィラムのものであると知らずに。

時を同じくして、コーエンは職人として最大の名誉、王族へ靴を献上する『靴納めの儀』に選ばれる。

仲間たちと作り上げた靴は喝采を浴びた。
――そのはずだった。

「君は、手順書を見ていないな?」
その一言をきっかけに、コーエンの日常は崩れ始める。

靴職人として生きたい青年。
彼を「技術者」として利用しようとする貴族たち。
彼を靴職人として待つ、アトリエ・ウィズダムの仲間たち。

自らの靴を直されたことで、彼を手放そうとしない第一王女エピフィラム。

「あなたには責任があります。だって、私の靴を直してしまったから」

コーエンはただ、靴を作って生きたかった。
ただ、アトリエに帰りたかった。
過去なんて、思い出したくなかった。
それなのに。

――知りたい。
国を支える超資源『マザー・リリー』の秘密を。

これは、靴だけを作って生きるはずだった青年が、禁じられた知識の奥へ踏み込んでいく物語。

ポイント

総合ポイント 48
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 4083.3% ブクマ×2 816.7%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
4
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2
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4
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週間読者
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ブクマと評価ポイントの推移

10/24〜10/30(7日間)
ブクマ 4+0(7日間)
5 4 3 10/24 10/27 10/30
評価ポイント 40+0(7日間)
41 40 39 10/24 10/27 10/30

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/30 4 ±0 40 ±0
10/29 4 ±0 40 ±0
10/28 4 ±0 40 ±0
10/27 4 ±0 40 ±0
10/26 4 ±0 40 ±0
10/25 4 ±0 40 ±0
10/24 4 ±0 40 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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