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あいざわ結月 2025/07/06 公開 2025/07/06 17:15 更新
「君は彼女の虜になっているようだね、砂映くん」
――――こんなにも迷いなく、揺るぎなく、彼女のことをこの上なく好きでいつづけられるのが、もしも魔法のせいなのだとしたら・・・・・・。
砂映・K、37歳、魔法薬師。
優しい性格でそこそこの男前だが、魔術従事者としてはありえないほど魔力が弱い。
強大な魔力を持つ「三聖獣の魔女」との接触の疑いをかけられた砂映だったが、砂映には身に覚えがなかった。
一方、忙しくて、つきあっている彼女への連絡を怠っていたことに砂映は気づく。
砂映と「砂映の彼女」は高校時代に知り合った。
大人になって再会して、再びつきあい始めてもうすぐ一年。
不安定な「彼女」には、砂映も知らない「秘密」があった。
「その魔物女は、存在自体が間違いだ。人として幸福に生きる権利なんて、その魔物女にはないんだよ」
「三聖獣の魔女」は、「普通」に憧れながら、時に「魔物女」と罵られ、人権を奪われ、魔物として暴走することに怯えて生きてきた。
彼女は魔道士雷夜の力を借りて、何とか人間として平穏な生活を手に入れていた。
けれども愛する人への不信から、再び彼女の暴走が始まる。
「三聖獣の魔女」を退治しようとする者。守ろうとする者。
その対立の行方は――――。
※自分は恋愛が向いてないなあと思っている人、恋愛にほとんど興味がない人なども出てきます。
※「きらへっぽ~嫌われ魔道士へっぽこ魔草師~芋虫事件」の続編ですが、この話(「三聖獣の魔女」)だけ読んでいただいても大丈夫です。
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