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もへもへーぬ 2026/05/05 公開 2026/06/25 00:00 更新
そこの世界では、人は“印”を宿すことがある。
血に刻まれる者。
武器に宿す者。
契約によって縛られる者。
あるいは――魂そのものに刻まれる者。
起源は不明。
法則も完全には解明されていない。
ただ一つ確かなのは、
その印は人の在り方を歪め、常識を超えた力を与えるということ。
人々はそれらの力を扱う者を総称して――シグナリアと呼んだ。
だが、その力は祝福ではない。
印を持つ者は、必ず何かを背負う。
運命に縛られ、過去に囚われ、あるいは未来すら奪われる。
それでも人は求める。
守るために。
支配するために。
奪い返すために。
あるいは――すべてを壊すために。
世界は一つ。
時代も、歴史も繋がっている。
ある者の選択は、遠く離れた国で別の誰かの運命を歪め、
一つの戦いは、やがて世界そのものの形を変えていく。
これは、異なる時代、異なる場所で生きる者たちの印が紡ぐ物語。
交わるはずのなかった意志が交差し、
無関係だったはずの力が連鎖し、
やがて一つの“答え”へと収束していく。
その果てに待つのが救いなのか、破滅なのかは――まだ誰にも分からない。
だが確かなのは一つ。
すべての始まりは、“印”ではない。
それを手にした人間の――選択だ。
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