純文学 短編

老人カンテのモノローグ

藤也 2026/10/24 公開 2026/10/24 22:11 更新

あらすじ

カンテは八十代の老人。仕事を退職した今は自分の工房で毎日絵を描いて過ごしている。この日は十八歳の時に死んでしまった息子ラッツの遺影を前にして絵を描きながら息子へ語りかけている。何十年たっても変わることのない笑顔の息子の写真。写真の息子へと語りかけながら絵を描き、在りし日の息子ラッツとの日々を思い起こす父親カンテ。
私は「さようなら」という言葉が嫌いだ。さようならは別れの言葉だから。悲しい気持ちにさせる歌も苦手だ。
私は美味しいものをたくさん食べることが大好きだ。お気に入りの曲を聴くのも好きだ。それらはコップに継いだ水があふれていくように、温かいスープを飲んで心が満たされていくかのように感じるから。

何十年とたってもいつまでも変わることのない息子への深い父親の愛情。
とてもきれいで暖かいものを想わせる。これほどまでに素敵な感情は他にはない。
ショートショート文学作品

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10/26〜11/01(7日間)
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11/01 0 ±0 0 ±0
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