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にゃん丸 2017/12/24 公開 2017/12/25 00:20 更新
【あらすじ】
ネコの生る木に造られる実は、土の上に落ちると、いつしか二つに割れます。
『雪ネコ』と呼ばれる子ネコが生まれるのです。
雪ネコの寿命は、春、夏、秋、冬、の一年。幼子のまま生涯を終える命なのです。
春。
ネコの生る木からだいぶ離れた場所に、ひとりの子ネコが生まれました。実は雪ネコなのですが、宿っていた木の実が枝から落ちる際、強い風に吹かれて、ここまで運ばれてしまったのです。
たとえ遠くであっても、ネコの生る木から生まれた子ネコの前には必ず、母親となるネコが現われます。子ネコは育ての母に甘え、乳をもらうのです。
夏から秋へ。
子ネコは親離れをします。生まれ育った場所がネコの生る木から遠かったこともあって近くに雪ネコはおらず、ひとりぼっち。時には同じ雪ネコや他の子ネコたちとも一緒に遊びますが、大抵はひとりで食べ、ひとりで遊びを楽しみ、ひとりで眠る日常でした。
ある日、子ネコは好奇心から湖の広場へと足を運びました。でもってふとしたことから、化けネコのミアンや花の妖精のミーナと知り合い、友だちの契りを結ぶのです。
広場に生えている大木は精霊が宿る霊木で、ミアンやミーナが暮らす『精霊の間』への入口でもあります。ふたりに連れられて中に入った子ネコはそこで精霊イオラとも出逢うのです。
楽しい語らいの中、イオラとも打ち解けた子ネコは、三にんの勧めもあって精霊の間を自分の棲み家とすることにしたのです。
子ネコは、ミアンとミーナが立ち上げたサークル『ミーにゃん同盟』の友だちとも仲良くなります。おかげでいろいろなことを体験をし、つき合いも拡がっていきました。
そして冬。
子ネコはミアンたちに別れを告げ……。
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