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やまご 2026/06/22 公開 2026/07/21 07:30 更新
「灯りをつけるだけの無能は、聖灯局に必要ない」
王都聖灯局の下働きだったルカは、外れスキル【小さな灯】しか使えないという理由で見下されていた。
ある日、大聖灯の管理失敗によって魔物が侵入する事件が起きる。だが上層部は責任をルカに押しつけ、彼を冤罪で追放した。
無一文で辺境へ流されたルカがたどり着いたのは、夜になると呪いと魔物が現れる村。
人々は夜を恐れ、子どもたちは悪夢に泣き、村は衰退寸前だった。
しかしルカが小さな灯りをともすと、魔物は逃げ、呪いは薄れ、村人たちは初めて安心して夜を迎える。
外れスキルだと思われていた【小さな灯】の真の力は、夜の悪意を祓い、土地そのものを守る神の守護灯だった。
村に灯りが増えるたび、宿ができ、夜市が始まり、行商人が戻り、モフモフや訳ありヒロインたちも集まってくる。
一方、ルカを追放した王都では、彼が密かに保っていた灯火網が崩れ、魔物と呪いが増え始める。
「戻ってきてくれ」?
もう遅い。
俺はここで、俺を必要としてくれる人たちの夜を照らす。
本作はカクヨム・アルファポリスにも掲載しています。
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