異世界恋愛 完結・全8話

妹が「白いマントは私の方が似合います」と言うので、英雄の婚約者席も凱旋式の役目も譲りました。ですが遺族席を忘れていたようです【連載版】

本城オブリゲータ 2026/05/22 公開 2026/05/25 18:10 更新

あらすじ

「英雄の隣に立つなら、白いマントはわたくしの方が似合いますわ」

侯爵令嬢リディアは、王国の若き英雄アルバート・グランヴィルの正式な婚約者として、凱旋式の準備を支えてきた。

凱旋式は、勝利した英雄を讃える華やかな式に見える。

だが実際は、帰ってきた兵を迎え、帰らなかった兵の名を呼び、遺族へ敬意を示し、負傷兵の導線を守る「帰還と追悼」の式だった。

妹イレーネはその意味を知らないまま、英雄の隣に立つ白いマント姿に憧れる。

アルバートもまた、明るく華やかな妹を選んだ。

ならば、とリディアは婚約者席も凱旋式の役目も静かに譲る。

迎えた凱旋式当日。

妹は花と音楽を増やし、遺族席を後ろへ下げ、戦死者の名を省いた。

そして英雄の隣で微笑んだ瞬間、最前列にいるはずだった遺族たちが立ち上がる。

負傷兵たちは敬礼を下ろす。

民の拍手は、止まった。

崩れた凱旋式の広場で、リディアを見ていたのは、王国軍総司令官である辺境公爵カシアン・ヴァルク。

「君は英雄を飾っていたのではない。英雄が英雄でいられる場所を守っていた」

これは、英雄の隣を譲った令嬢が、帰らなかった者の名を守る仕事を得て、本当の居場所と恋を選び直す物語。

ポイント

総合ポイント 2,722
日間ポイント 0
日間ランクイン 7
最高順位 125
評価ポイント 2,02274.3% ブクマ×2 70025.7%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/24〜10/30(7日間)
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評価ポイント 2,022+0(7日間)
2,023 2,022 2,021 10/24 10/27 10/30

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10/29 350 ±0 2,022 ±0
10/28 350 ±0 2,022 ±0
10/27 350 ±0 2,022 ±0
10/26 350 ±0 2,022 ±0
10/25 350 ±0 2,022 ±0
10/24 350 ±0 2,022 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

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