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一生春(イチキ ハル) 2024/01/28 公開 2024/04/22 02:52 更新
僕とベルの『自白会』
都咲(みやこざき)高校のある春の放課後。崎野亘(さきのたける)は忘れた大事な自分の秘密の詩集ノートを取りに2年D組戻った時、偶然クラスのアイドル的ムードメーカーで密かに亘が想いを寄せている、高山鐘(たかやまりん=あだ名「ベル」)が、教壇の下で一人で体を震わせているところに出くわしてしまう。しかも、ベルの右手にはカッターナイフが・・・!
亘は全力でベルを止め、「自分も同じ事をしようとした」ことを明かし、亘はベルの涙の「訳」を聞こうとする。
その日、ベルの心に恋心とは違う亘への「信頼」と疑問とは違う「不思議」が芽吹いた。
後日、亘へのRINEでベルは少しずつ
「これは私の・・・『自白』というべきことなんだけど・・・」
という前置きをして、自分の「訳」のきっかけから伝え始める。
しかしその『自白』=「訳」は亘が詩を書き始めた「訳」でもあった。
亘も「(この世でベルだけなら、ベルにだったら、話せるかもしれない)」と思うようになっていく。
その2人の『訳』は量が多く、そして根は深い・・・。
ならばと、亘はある案をベルに持ちかける。その提案とは、『自白会』という名のお悩み解決方法だった。
こうして、亘とベルの通称『自白会』が始まった。
それは、ただただ亘とベルがもう一度「未来に立ち向かう心」を手に入れる為の時間だった。
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