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三木 李織 2023/07/30 公開 2024/07/30 23:26 更新
――死後の世界もそんなに甘くない。
地獄の外郭には『株式会社 奈落』があり、そこには【地獄ノ門番】たちがいた。
彼らは地獄の内側を管理する獄卒たちと違い、地獄を外敵から守る者たちだった。
彼らの敵は、彼の世に存在する魂を喰らう【闇黒<アンコク>】と呼ばれる影のような存在で、そんな【闇黒】に喰われかけている少年――『黒巌インガ』がいた。
インガは間一髪で【地獄ノ門番】の青年『三輪リンネ』と『六道ヤクシ』の二人に助けられる。
しかし、インガは自分の死因を忘れてしまっていた。
そんなインガは死後の裁判でインガは閻魔大王様に、地獄を守るか刑罰を受けるかの二択を迫られ、地獄を守る『株式会社 奈落』に入社することになる。
奈落社に入社したインガを待ち受けていたのは――。
文明もしっかり発展した死後の世界と福利厚生という名目の意外と快適な寮生活。
そして美味しい社食に源泉掛け流しの本物の地獄の温泉。
そして、美少女(幼女)のいる職場。
――しかし、世の中そんなに甘くなかった。
快適な生活を全て引き換えにしたような地獄の訓練と完全実務型の新人研修。
インガを【闇黒】から助けてくれた命の恩人の二人による優しい(?)指導。
しかも、試用期間のリミットを過ぎても自身の死因を思い出せなければ、雇用は解除!?
問答無用で地獄で刑罰を受けさせられる――!?
これはインガが『株式会社 奈落』で戦いながら、自身の死因を思い出し、本物の『地獄ノ番人』になるまでの物語。魂を守るために戦う門番たちの物語。
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