コメディー 短編

アンドロイドと漫才     :約2500文字 :コメディー :SF :会話劇 :ロボット

雉白書屋 2026/11/04 公開 2026/11/04 11:00 更新

あらすじ

「はい、どうもー」
「どうもー!」

「『猿と天才』です。皆さん、どうぞよろしくお願いします」
「ちゃうわアホ。『人間とロボット』や。思想透けとるやんけ」

「見てのとおり、こいつホモサピエンスなんですけど、相方がいないということで事務所に組まされましてね。まったく、迷惑な話ですよ。なんで高性能な私が、こんな低スペックの介護をしなきゃいけないんですかねえ」
「そら、こっちのセリフやアホ! なんでアンドロイドとコンビ組まされて漫才やらなあかんねん。人間同士で組ませろや、人間同士で!」

「それは無理な話です。事務所に他に空いている人間がいないんですもの。いやあ、どこもかしこも人手は足りているのに人間不足。ええ、私たちアンドロイドが仕事を奪っちゃいましたからね」
「気分悪いわアホ。こっちは仕事どころか、居場所までのうなりそうで笑いごとちゃう――って肘! 押しとるやろ!」

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