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夢ノ庵 2026/01/16 公開 2026/01/31 21:13 更新
事故死したコンビニバイトの俺は、「地球の提携先」と呼ばれる異世界に転生した。
与えられた能力は、幸運9999、言語理解SS――そして《チュートリアルモードON》。
転生先で再会したのは、かつて俺が(無意識に)助けた一匹の猫。
猫耳の少女になった彼女は、俺を「ご主人様」と呼んで慕ってくる。
子猫たちに囲まれて、仕事は生活者ギルド。
のんびり、ほどほどに働いて、静かなスローライフ――のはずだった。
『推奨:よく噛んで食べる(消化吸収率12%UP)』
『注意:冒険者ギルド営業時間 午後5時まで』
『推奨(強):直ちにこの場を去る』
……うるさい。飯くらい、好きに食わせろ。
確かに便利だ。危険も避けられるし、生活は楽になる。
けれどこのチュートリアル、時々やたらと“熱心”すぎる。
そんな違和感を抱えたまま初仕事を終え、教会で聖魔法を受けた瞬間――
「あなたの左肩の前に浮かんでいた、透明で邪悪な板はなんですか」
神父は、そう言って俺を睨んだ。
これは親切なガイドか、それとも……。
猫耳の同郷少女と穏やかに暮らすため、
俺はこの“しつこいチュートリアル”と、付き合っていくことになった。
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