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レモン 2026/10/22 公開 2026/10/22 20:06 更新
私は山瀬美奈子、35歳、シングルマザー。一人息子の翔太がいる。2人で、仲良くやっていたが、元旦那の母親が、翔太のことを引き取るといい出したのだ。私一人では、育てられないだろう、と言って。裁判する、と、いい出したので、泣く泣く、翔太を渡した。私は、近くのスーパーで、パートをしていたが、早く翔太を、引き取るため、お金をためたくて、スナックで、働いた。そこに来ていた、小山伸一、38歳が、私のことを好きになって、食事に誘ってくれた。いろいろとはなしをしていくうちに、私も、好意を抱いたが、再婚したい伸一と、私は、翔太のことで、結婚は、考えられなかったので、友達でいよう、と、言ったが、友達としては、付き合えないと、伸一が、言った。前向きに、考えてほしいと。私は、わかりました、と、言った。そして、元旦那が、再婚することがわかり、翔太が、不憫に思えた私は、悲しく、絶望していた。その時、伸一に、相談した。伸一は、的確なアドバイスをくれた。そして、胸にしこりがあった私は、乳がん検診で、末期のガンであることがわかった。余命宣告もされた。その時もまた、伸一に相談した。伸一が、私にとって、必要な存在だと、改めて思った。伸一は、婚姻届を持ってきた。私に書くように言って、私は、書いた。間もなくして、一緒に住み始めた。私が、ガンにならなければ、伸一と、結婚することもなかったし、住むこともなかった。スナックに勤めなければ、伸一と出会うこともなかった。縁とは、不思議なものだと思う。
2人で、残りの人生、楽しんで、悔いなく過ごしたいと思っていた。人生、悪いことばかりは、続かないと思うから。
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