ポイント
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
読者の反応
- ブクマ
- 9
- 感想
- 0
- レビュー
- 0
- 評価者数
- 0
- 平均評価
- [未取得]
- 週間読者
- 187
ブクマと評価ポイントの推移
日別の値
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
総合ランキングの推移
順位を読み込んでいます…
八夜巡 2026/10/22 公開 2026/10/30 20:10 更新
「やっておけばよかった」
2030年、四十歳の夜。三上朔は一人の部屋で、日本代表が負けるのを見届けた。
棚には、十二年前に死んだ父が遺したビデオテープ。朔は毎週試合を分析し、子どもの育て方の本を何十冊も読んできた。サッカーのことなら一時間でも話せる。けれど自分では、ほとんどボールを蹴ったことがない。父と並んで試合を観たことも、一度もなかった。
目を覚ますと、1996年。六歳の春だった。
2030年までの理論は、全部頭に入っている。ボールがどこへ来るかも見える。なのに足は空を切り、体は一年生でいちばん小さい。少年団では「練習中に水を飲むな」が当たり前で、正しいことを言っても、六歳の言葉は大人に届かない。
そして家には、まだ若い父がいる。2018年にいなくなることを、朔だけが知っている。
地元の天才・蓮。いつのまにか隣に立っている岳。ボールを追いかける幼なじみのひかり。
土のグラウンドから、一歩ずつ。目指すのは、世界と戦えるフォワード。
観るだけだった男の、二周目のサッカー人生。今度は、全部、自分の足で。
※チートも予知もありません。小学一年生から、一年ずつ積み上げていく長編です。
※毎日更新しています。
※本作品は「カクヨム」「小説家になろう」に掲載しています。
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
順位を読み込んでいます…