異世界恋愛 完結・全9話

滴花譜

音羽夏生 2026/04/18 公開 2026/05/31 13:32 更新

あらすじ

「僕のことを嫌いでもいいから、孕ませて──」

 時は北宋──皇都・開封で知らぬ者なきオメガの名家、花家。
 美貌で知られる三兄弟の末っ子、花采蓉は絶望していた。大のアルファ嫌いなのに、突然アルファとの縁談が決まったのだ。しかも相手は、自分をオメガではなく一人の男として認めてくれていた景廷毅。十一歳年上の幼馴染だった。
 その彼の妻となり、屋敷の奥深くで生きていかなければならない──アルファの跡継ぎを産むことだけを期待されて。
 裏切られ、誇りを砕かれて、怯えながら新床の褥に横たわる花嫁に、夫はある取引を持ち掛ける。
「契るのは、君が望むようになるまで待とう。ただ周囲を欺くために、私のすることを受け入れてくれ。──これからも、すべて」
 目先の恐怖を回避したいあまり、花采蓉は取引を受け入れた。
 抱かれたいと望むようになる日など、永遠に来ない。
 しかし花采蓉には、嫁いだなら、絶対に子を産まなければならない理由があった。

 婚家では、意外にも家内の自由が与えられ、やさしい義父母との関係も悪くはない。景家は代々アルファの士大夫の名家で、義父も景廷毅も皇帝の覚えめでたい優秀な上級官吏である。
 オメガの妻として行動を制限される以外、何不自由ない恵まれた新婚生活が始まるが、花采蓉は家族の間に横たわる不自然なひずみに気づく。
 隠された幼子。
 婚礼に参加しなかった新郎の異母兄。
 そして新郎の亡き生母。
 誰もが羨む文人の一族には、触れられない秘密があった。
 さらには、二人の結婚にも──。

 真の夫婦になれないまま、妻としての務めを全うしようと奮闘する花采蓉と、狂おしい欲望と執着、そして昏い過去を隠し妻を見守る景廷毅。
 少しずつ心を通わせていく二人の行く末は──。

ポイント

総合ポイント 74
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 4256.8% ブクマ×2 3243.2%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 16+0(7日間)
17 16 15 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 42+0(7日間)
43 42 41 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 16 ±0 42 ±0
10/30 16 ±0 42 ±0
10/29 16 ±0 42 ±0
10/28 16 ±0 42 ±0
10/27 16 ±0 42 ±0
10/26 16 ±0 42 ±0
10/25 16 ±0 42 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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