純文学 短編

雪の霧積

坂井瑞穂 2022/03/18 公開 2022/03/18 12:00 更新

あらすじ

滋賀県甲賀出身の小田和明は上州商科大学入学を機に高崎市郊外在住の伯母、小井土妙子と同居している。伯母の影響で山登りやハイキングに興味を持ち、ほうぼうの山や村を訪れているが、昨年の秋ころから訪れた村で不思議なできごとを眼にするようになってきている。いったいそれらの現象はなんなのか、和明は臆することなく進んでいく。だがしかし有史来上州各地には怪現象が無数に記録されており、群馬県が日本の異界との異名を持つ所以ともなっているのである。
はたしてそれは地場の歪みによるものなのか、それとも6世紀に起こったという榛名山の大噴火による影響なのか。和明を見初めた朱鷺子の正体は−−−−

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