童話 完結・全15話

黒猫フィガロと、願いの図書館 〜五つの奇跡の物語〜

たかつど 2025/07/14 公開 2025/07/16 22:15 更新

あらすじ

これは、喪失を抱えた者たちが辿り着く、優しく切ない再会の物語。
●1〜3話
海辺のベンチで、老犬リリィは亡き少女を想い続けていた。ある夜、黒猫フィガロが「記憶の海の底に、死者の願いが眠る夜の図書館がある」と告げる。図書館で見つけた本には「リリィが、もう寂しくありませんように」と記されていた。少女の想いに触れたリリィは、光となって消えていく。
●4〜6話
家庭を顧みなかった夫と死別した老婦人ハル。ある夜、フィガロが記憶の海から「言葉を忘れた老人」を連れてくる。それは夫の影だった。生前一度も言わなかった感謝の言葉を、夫は震える声で告げる。「ありがとう」。その一言で、長年のわだかまりが溶けていく。喪失は形を変えた愛なのだと、ハルは知った。
●7〜9話
野球選手を夢見た兄を事故で失った少年は、兄の古いグローブで毎夜練習を続けていた。ある夜、フィガロが記憶の海から「夢を失った影」を連れてくる。それは兄だった。二人は奇跡のキャッチボールを交わし、兄は新しいグローブを少年に託して消えた。七年後、少年は高校球児のエースとなった。夢は受け継がれ、彼自身の誓いとなった。
●10〜12話
スクラップ置き場に捨てられた古いベビーチェアは、かつての主様との温かい記憶を抱えていた。ある夜、フィガロが記憶の海にある夜の図書館へと導く。そこでベビーチェアは主様の願いを見つける。「ありがとう。小さな僕を、いつも優しく見守ってくれて」。感謝の言葉に満たされたベビーチェアは、朝日とともに光の粒となって消えた。
●13〜15話
捨てられた黒猫フィガロは、夜の図書館の館長モナートに拾われた。図書館には叶わなかった願いが本となって眠っている。モナートからすべてを学んだフィガロは、やがて新館長となり、訪れる者たちの願いを導いた。ある夜、モナートの幻が現れ、二人は再会を果たす。「ありがとう愛しい息子」「パパ、大好き」。フィガロは今日も図書館で誰かの願いを静かに見守る。

ポイント

総合ポイント 12
日間ポイント 0
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最高順位 [未取得]
評価ポイント 1083.3% ブクマ×2 216.7%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/29〜11/04(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/29 11/01 11/04
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/29 11/01 11/04

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/04 1 ±0 10 ±0
11/03 1 ±0 10 ±0
11/02 1 ±0 10 ±0
11/01 1 ±0 10 ±0
10/31 1 ±0 10 ±0
10/30 1 ±0 10 ±0
10/29 1 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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