異世界恋愛 連載中・全10話

「行き場のない娘だ、置いてやってくれ」と夫が愛人を連れ帰りましたので、正式に雇い入れて一人前の侍女に育てます【連載版】

Dee 2026/08/31 公開 2026/09/04 17:30 更新

あらすじ

「行き場のない娘だ、置いてやってくれ。……いや、君の侍女として、だ。君なら分かってくれると思った」

侯爵ヴィルフリートは、そう言って若い娘を屋敷へ連れ帰った。
嫁いで七年、鍵束と給金台帳を預かってきた侯爵夫人リュディアは、微笑んで頷いた。

「承知しました。では、正式に雇い入れます」

雇用の証文。十日ごとの給金。仕着せ。起床の刻と、休みの日。
そして、この家の則――〈使用人は、主の寝間へ入らぬ〉。

三日で、娘のハンナは本当に侍女になった。夜、夫が呼んでも「申し訳ありません、お仕事中ですので」と断る侍女に。
生まれて初めて自分の名で呼ばれ、自分で稼いだ金を手にしたハンナは、やがて自分の意志で、女主人にひとつ告げる。旦那様が隠している書き付けの在り処を。

夫は気づいていない。使用人は正妻になれないこと。主が使用人に手を出せば、家名の恥として離縁の事由になること。
そしてこの屋敷が七年前、妻の持参金で買い戻されたものであること。

「出て行くのは、あなたですわ」

置いてやってくれ、と言ったのは、彼のほうである。

「ええ、あの子はよく働きます。――あなたよりも、ずっと」

ポイント

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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/30〜11/05(7日間)
ブクマ 8+0(7日間)
9 8 7 10/30 11/02 11/05
評価ポイント 0+0(7日間)
1 0 10/30 11/02 11/05

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/05 8 ±0 0 ±0
11/04 8 ±0 0 ±0
11/03 8 ±0 0 ±0
11/02 8 ±0 0 ±0
11/01 8 ±0 0 ±0
10/31 8 ±0 0 ±0
10/30 8 ±0 0 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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