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axxx01 2026/01/07 公開 2026/10/27 05:16 更新
剣と魔法が世界の秩序をつかさどる時代、
魔力の少ない一人の娘が、その常識に抗う。
彼女の名はエミリア・グレンウッド。
アヴァロン王国の南、グレンウッド辺境伯家に生まれた彼女は、
持たざる者として、持つ者以上に魔力と魔素の本質を見つめ続けた。
「魔法って……たぶん、仕組みや原理があると思うんだ」
魔力が乏しいからこそ、見落とせない違和感がある。
家族と友と、そして奇妙な縁に背中を押され、エミリアは、
魔力を“謎”のままにせず、“知”として手の中に収めようとする。
エミリアの所属する王立大学校には、有志の集まり「砂糖研究会」がある。
名前の通り甘いものに真剣で、時に芋を揚げ、時に携行食を作り、
なぜか衛生や補給の話まで転がっていく。
(研究会って名前だけど、だいたい各自が好き勝手しているだけである。
なお、当人たちは全員まじめである。だからこそ厄介である。
そして成果物は、けっこう戦場で役に立つことがあるのが困る。)
笑って、転んで、失敗して、それでも積み重ねる。
その小さな積み重ねが、やがて戦場の景色を変えていく。
神秘と論理が交差するこの世界で、
その問いの答えは、やがて兵器とお菓子で示される――王国の未来ごと。
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