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エス 2026/09/09 公開 2026/09/21 14:33 更新
勇者と聖女のキスによって発現する『癒しの光』。その光から作られるポーションは、傷を癒す貴重な代物だ。
だが、俺の暮らすヴァリアント王国では、長らく聖女が生まれていない。そのため、ポーションは隣国からの輸入に頼りきり。
そんなある日、隣国の侍従にポーションをこれでもかと自慢された国王の侍従エドガーが、とんでもないことを言い出した。
「勇者殿に、他国の聖女を娶っていただきましょう!」
かくして、勇者の末裔である俺の幼馴染・カイルは、他国の聖女と見合いをする羽目になった。しかも、なぜか俺も一緒に。
ところが、女に滅法弱いカイルは見合いから逃げ出し、池に落ちて瀕死の重傷!
慌てて蘇生術を施した俺との間に、なんと『癒しの光』が発現してしまった。
どうやら、聖女の末裔である俺にも、その力が受け継がれていたらしい。
これで念願のポーションが国内生産できると、エドガーは大喜び。国民にも感謝され、めでたしめでたし――のわけないだろ!
『癒しの光』の発現条件は、勇者と聖女のキスだぞ!? 俺にカイルと毎回キスしろってのか!?
しかも厄介ななことに、ずっと妹のように思っていたカイルの妹・ユナは、どうやら俺のことを好きらしい。そう気づいた途端、なぜか俺までユナのことが妙に気になり始めて……。
おいおい、俺の平和な日常はどこへ行った!?
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