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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
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黒木 あん 2026/07/03 公開 2026/08/05 19:00 更新
台帳に記録した夜、閉館後の防犯カメラに、整理係の制服を着た「誰か」が映っていた。──その時刻、私は家にいたはずだった。
地方博物館の寄贈品整理係・須藤ナナミ。仕事は品の来歴を調べ、台帳に記録すること。霊感はない。あるのは「来歴の矛盾が、なんとなく気持ち悪い」という地味な眼だけ。
この館には公にされない「区分外収蔵庫」がある。来歴の切れた品を隔離し、正しく記録することで封じる部屋だ。戦わない。祓えない。ただ、正しく書く。──記録の欠落は、そのまま事故になる。
「祖父の遺品です」と寄贈された手鏡。備考欄は、空白だった。辿ると、同じ鏡が過去に三度、別人の名で寄贈された記録が出てくる。前任者は、なぜ収蔵庫で失踪したのか。怪異品を博物館に「捨てに来る」者は、誰なのか。
収蔵品調査記録票・寄贈経緯書・区分外収蔵台帳──文書だけが、あなたを守る。
1話につき収蔵品1点の一話完結。血や臓物は出ません。静かに、じわりと怖い話です。
こんな方に:文書体・モキュメンタリーが好きな方/博物館の裏側が気になる方/怪異を職業として扱う話が読みたい方。
※本編は第四章までの公開です。
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