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櫻木サヱ 2026/08/31 公開 2026/10/31 07:00 更新
物語の舞台は、夜が長く続く古都「ルナリエ」。
街の中心には、何百年も動き続ける巨大な時計塔があり、その地下には人間には知られていない「人形たちの国」が存在している。
そこで暮らすのは、十人の「人形姫」。
彼女たちは人間そっくりの姿をしているが、胸の奥には「心核」と呼ばれる特別な宝石が埋め込まれている。
そして彼女たちには、一つだけ共通した使命があった。
月が赤く染まる夜。
「最後の歌」を完成させること。
その歌が完成すれば、人形たちは永遠の命を得られる。
けれど――
歌が完成した瞬間、十人のうち一人が「消える」。
誰が消えるのか。
なぜ消えなければならないのか。
そして、そもそも彼女たちを作った「人形師」は何者なのか。
何も知らない十人の少女たちは、笑って、喧嘩して、泣いて、時には傷つきながら、一緒に暮らし始める。
そんな彼女たちの前に、一人の人間の少女が現れる。
少女の名は――エリシア。
そして彼女の胸には、人形姫たちが探し続けていた「失われた十一番目の心核」が眠っていた。
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