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小野セージ 2021/03/10 公開 2021/05/01 04:32 更新
ちょっぴりSF要素のある恋愛小説。あらすじは話の進み具合によって時々増やしたり減らしたり変えたりしていく予定です。この作品は「小説家になろう」、「カクヨム」で同時に掲載しています。
時は未来。今よりちょっと便利になっているかもしれない、でも必ずしもそうだとも言えないような時代。常緑商店街に店をかまえる「藤見豆腐店」。その店主の一人娘である藤見木綿子(ふじみ・ゆうこ)は働き者の家業手伝い。幼なじみである常緑大学の大学院生、鳳荘助(おおとり・そうすけ)は今日も通学時に店に寄って好物のおいなりさんを買っていく。頭はいいけれどいつもぼんやりとしていて言葉が足らず、たまに思いがけず突飛なことをしでかす変人である荘助と、学はないけれど元気でさっぱりした性格の常識人である木綿子。二人は毎日のように顔を合わせているけれど、木綿子は荘助に会えばいつも小言ばかり言ってしまう。それでも木綿子はその関係に一定の満足感を得ていた。
ある日、常緑大学で教授をしている荘助の父親の口利きでとあるお屋敷で開かれるパーティー料理のための豆腐を卸すことになった藤見豆腐店。豆腐を配達した折に、お屋敷の使用人に気に入られた木綿子は、お屋敷で行われるパーティーを特別に見学をさせて貰うことになる。目立つことをする気はなかった木綿子だが、ふとした拍子に近頃話題の「過去から来た男」常磐治親(ときわ・はるちか)と出会い、話をすることになって――。
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